どんなに不細工な
どんなに不細工なユーチューバーでも、顔出しユーチューバーは自己顕示欲にまみれていて、
閲覧者が思っているより、自己主張を持っている。その心理は楽して生きたいだし、
人に指図を受けたくなく、人と協調して仕事をこなすことは無理で、
多くのものが集団的社会生活はできない。
そのポリシーはしゃべり方、一挙手一投足に表れており、
どんな動画ジャンルにもその違和感を感じざる得ない。
タレントの場合は、番組があり、その進行によりタレントが動かされるから、
違和感が少ないが、
自分で番組を作って、自分で演じることは、その作り手のエゴが顕著に出てしまい。
中和することがないから感じるのだろう。
例えば料理動画の途中にペット動画を混ぜるなど、
本来のテレビ番組ではその必然性を感じえない演出はぜったいやらないことも、
「ペットかわいいでしょ、見てられるでしょ。」
「かわいいペットを愛でる私もペットもかわいいでしょ」
という、閉じた世界の自己愛の塊にあふれている。
しかも演者は素人ながらそのとりたてて美しくない容姿で、
ひかえめながらも私の素朴なおしゃれ合ってるでしょってもんで、
見た目を作ってるんだから、そういうやり口が気持ち悪い。
本来の動画の目的である料理につられ、閲覧した視聴者はそこで、
スキップしながらも、その異常な生活臭(世界観)にふれ、
なにか違和感を感じながらも、その動画を見終えるか、とブラウザを閉じるのである。
ほかの差別か、面白さを追及しているのだろうが。
動画の目的が、そのジャンル、その動画タイトルなら、
必然性のない演出は不要である。